呪術廻戦で夏油傑の闇落ち理由なぜ?優しすぎたせいなのか徹底調査!

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呪術廻戦0で敵役として登場した夏油傑ですが、高専時代は五条悟と親友であった過去があります。

その五条悟の親友である夏油傑が闇落ちしてしまった理由はなぜなのか気になる方も多いと思います。

中には「何となくはわかるけどはっきりとわからない」と言った声や「夏油傑が優しすぎたせいではないか?」と言った声があります。

ですので、今回は呪術廻戦に登場する夏油傑がなぜ闇落ちしてしまったのか、優しすぎたせいなのかについて詳しくご紹介していきたいと思います。

 

呪術廻戦で夏油傑の闇落ち理由なぜ?

呪術廻戦 夏油傑

出典:CHARACTER|TVアニメ「呪術廻戦」公式サイト (jujutsukaisen.jp)

それでは、呪術廻戦で夏油傑が闇落ちしてしまった理由はなぜなのかについてご紹介していきたいと思います。

 

呪術高専時代の夏油傑

五条悟 夏油傑

出典:CHARACTER|TVアニメ「呪術廻戦」公式サイト (jujutsukaisen.jp)

呪術廻戦0で百鬼夜行で大量殺戮を行った呪詛師・夏油傑。

非術師のことを「猿」と蔑み嫌っている様子が前面に出ていましたし、憎しみのようなものさえ感じられました。

しかし昔は呪術高専に通い五条悟とも親友で、何よりも「呪術は非術師を守るためにある」とまで言っていたんです。

発言が180°変わっているんですね。

では一体何があったのかについて順を追って説明させていただきますね。

 

夏油傑の闇落ち理由① 天内理子の死

呪術廻戦 天内理子

出典:CHARACTER|TVアニメ「呪術廻戦」公式サイト (jujutsukaisen.jp)

夏油傑と五条悟は天内理子という少女の護衛を任務として行うことになります。

天内理子は星漿体で天元との同化を控えた存在で、無事に同化できるよう護衛にあたることになりました。

※天元と星漿体については下記に少し詳しく説明を記載しておきますね

しかし天元を神様のように崇める盤星教『時の器の会』が天元を神のように崇めるがゆえに、星漿体を穢れた存在と考え抹殺しようと目論むんです。

そこで盤星教が雇ったのが伏黒恵の父である伏黒甚爾です。

最終的に伏黒甚爾は五条悟に倒されますが、天内理子は守り切れずに死んでしまいます。

そして五条悟が天内理子の遺体を抱えて歩くのですが、その側を盤星教の人たちは天元との同化に失敗したことを喜び笑顔で拍手している場面が作中にありますね。

それを見た夏油傑はショックだったのでしょうね…少女が殺されて笑って拍手するなんて普通なことではないですから。

この話には夏油傑が闇落ちした理由のポイントになる事柄があるのですが、それが伏黒甚爾も盤星教の人たちも全員が非術師だったんです。

非術師を守るためにと考えていた夏油傑ですが、全力で少女を狙い、亡骸を見て笑顔で拍手する非術師たちを見て、とても醜く感じ落胆のような絶望のようなものを感じたのかもしれませんね。

夏油傑は非術師を守るために吐瀉物を処理した雑巾の味のする呪霊を取り込み戦ってきたわけですから、そこまでして自分が守ってきた存在がこれか…と大きな落胆のようなものがあったように感じます。

 

天元様と星漿体とは何?

天元は高専の奥深くに住んでいる守り神のような存在で、「不死の術式」を持ち、日本国内の結界の基盤となる重要な役割を担っているわけなのですが、500年に1度自我を失わないために人間と同化しなければならないんです。

天元は不死の術式がありますが不老ではないため500年もすると老いてしまい、自我が保てなくなり、より高次な存在に進化してしまうということが作中で説明されています。

天元がもし同化できないと自我を保てなくなり、そうなると結界が危うくなる可能性があるということなんですね。

そこで天元は自我を保つために星漿体と呼ばれる人間と同化しなければならないということなんです。

ちなみに、少なくとも天元は奈良時代から生きているようで、過去に2度星漿体と同化したと考えられていて、天内理子は3度目の同化の為の星漿体なんです。

 

夏油傑の闇落ち理由② 九十九由基の言葉

呪術廻戦 夏油傑

出典:CHARACTER|TVアニメ「呪術廻戦」公式サイト (jujutsukaisen.jp)

この時点で夏油傑は「非術師を守る」という目的が揺らいできていました。

そこで出会ったのが特級術師の九十九由基です。

九十九由基は呪霊をこの世からなくすには全員が呪術師になれば呪霊が生まれないという話をします。

作中では呪術師が死後呪霊に転じる可能性はあるものの、呪術師からは呪霊は生まれないと明かされているんですね。

しかし夏油の脳裏をよぎったのは天内理子の死を笑顔で拍手で見送る盤星教の信者たちです。

そして「非術師を皆殺しにすればいい」と言い九十九は「それはアリだ」と言います。

この方法は正しい方法ではないとしても呪霊が生まれない方法としては九十九が言うように「アリ」なので、夏油はその後その道を進んで行ってしまうことになるんですね。

 

夏油傑の闇落ち理由③ 一人が多い環境

呪術廻戦 灰原

出典:CHARACTER|TVアニメ「呪術廻戦」公式サイト (jujutsukaisen.jp)

個人的な意見になりますが、この時期は夏油傑は精神的にも不安定なように見えます。

その理由の一つが五条悟との実力差が開いたことです。

2人で最強だった2人でしたが、伏黒甚爾との戦いの後に五条は反転術式を習得して無下限をオートで出しっぱなしにできるようになり、五条悟は1人で最強になっていました。

そして1人での任務が増えて夏油も1人で過ごすことも多かったと思いますが、揺らいでいる時に1人だったということも大きかったかもしれないと考えました。

さらにこのタイミングで自分を慕っていた後輩の灰原が任務で亡くなってしまいます。

呪術師としての人生に疲れ、希望が見えなくなっていたタイミングであったと思います。

 

夏油傑の闇落ち理由④ ミミナナとの出会い

美々子 奈々子

出典:CHARACTER|『劇場版 呪術廻戦 0』公式サイト (jujutsukaisen-movie.jp) 

夏油傑は1人で任務に出ますが、そこで牢屋で怯えるボロボロの幼い奈々子と美々子に出会います。

2人は呪術師の家系のため村人から虐待を受けていましたが、非術師である村人がミミナナを罵倒し指先から呪いが生まれる瞬間を夏油は目撃します。

何も知らずに醜く呪いを生む非術師の姿に夏油の迷いは消え、この村人全員を殺害しミミナナを保護します。

そして呪術師だけの世界をつくるために呪詛師としての道を歩むことになります。

非術師に対して「醜い」という思いが、ダムが決壊するかのようにあふれてしまったのでしょうね。

 

呪術廻戦で夏油傑の闇落ちは優しすぎたせいなのか徹底調査!

 それでは、呪術廻戦で夏油傑が闇落ちした理由は優しすぎたせいなのかについて考察していきたいと思います。

夏油傑の性格に焦点を当てて考えていきたいと思います。

 

夏油傑は優しすぎた?

呪術廻戦 夏油傑

出典:CHARACTER|TVアニメ「呪術廻戦」公式サイト (jujutsukaisen.jp)

夏油傑が闇落ちした理由の1つに優しすぎたからなのではないかという声がありますが、これは理由の1つになると思います。

夏油傑が優しいと感じるシーンはいくつかあると思いますが、例えば夏油傑が天内理子のことを本当によく考えて助けようとする姿があります。

それは天内理子が天元と同化するために結界内に入る直前の場面ですが、理子が望めば引き返して帰ろうと声をかけるんです。

そして五条と一緒に理子の未来を守り保証すると言い、理子は涙を流して帰る決意をします。

世界の為には天元と理子の同化は必要なことでしたから、お咎めどころではすまないと考えられますが、それでも理子が望むのであれば夏油は五条と一緒に理子を守ると決めていました。

この場面は夏油傑の優しさがよく伝わる場面であると思います。

また夏油が非術師を殺すのは「呪術師だけの世界」を目指しているからですが、その道を選んだのは理子の死や灰原の死など仲間や大切な人の死を許すことができなかったことがあります。

元々は優しさであり、愛情があったからなんですね。

個人的な意見になりますが、夏油は優しいゆえに犠牲を許すことができず、歪んでいってしまったように思います。

 

夏油傑は真面目

 夏油傑が闇落ちした原因に「優しすぎた」という考えも多くありますが、「真面目だから」とい考えがあります。

これも闇落ち理由の1つになってしまったと思います。

五条悟も例えば理子を守ろうとしていましたし優しさを感じられるシーンはありますが、夏油と違うのは「テキトー」なところで、ある程度の犠牲に対しては仕方ないという姿勢が見えます。

一方夏油は元々「非術師を守るべきだ」と考えていて真面目であることがわかりますね。

ただこの守るべきと考えていた存在の『非術師』が、実はとても醜かったことがわかると許せなかったり、その醜さのせいで大切な人が死んでしまうことに我慢できなかったように感じます。

夏油傑の闇落ちはきっかけは色々とありましたが、性格も影響しているように見えますね。

 

まとめ

まとめ

呪術廻戦で夏油傑の闇落ち理由なぜなのか、優しすぎたせいなのか調査してきましたがいかがでしたでしょうか?

呪術廻戦で夏油傑が闇落ちした理由となるきっかけの出来事として①天内理子の死、②九十九由基の言葉、③1人が多い環境、④ミミナナとの出会いの4つを挙げました。

夏油傑は天内理子の死で「非術師を守る」という目的が揺らぎ、その後畳みかけるようにその目的が崩れ、非術師を憎む道を選ぶことになります。

さらに性格的にも優しすぎたり真面目だったりすることも影響し、闇落ちしてしまったように思いました。

ただ正直闇落ちしてしまっても仕方ないというか、共感できる部分がありますね。

きっと自分が守ろうとしていた非術師に裏切られたような感覚になったのかな…なんて思いました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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