スパイファミリー西と東とはどこ?冷戦時代のドイツがモデル?

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スパイファミリーではよく“西”と“東”という表現が出てくるのですが、具体的にどこかご存じでしょうか?

作中でも「西の奴」「東のやり方」等、よく“西”と“東”が登場するのですが、西はウェスタリス、東はオスタニアという国のことでスパイファミリーでは対立関係にあるんですね。

この西と東はそれぞれ架空の国と作者は行っていますが、実際は冷戦時代のドイツがモデルになっているのではないかと話題になっています。

そこで、スパイファミリーの西と東について、冷戦時代のドイツがモデルとなっているのかどうかを掘り下げて考察していきたいと思います。

 

スパイファミリー西と東とはどこ?

それではスパイファミリーの西と東はどこなのかについてご紹介していきたいと思います。

気になる方はぜひ読み進めてみてください。

 

ウェスタリス(西)とオスタニア(東)は地形がドイツに似てる

ドイツ

ウェスタリスとオスタニアの地形は冷戦時代にドイツが東西で分断されていた地形に酷似しています。

また、時代背景として作者はスパイファミリーの時代はざっくりと1960年~1970年代と言っていることから冷戦時代と重なっていますね。

具体的に見ていくと、スパイファミリーの12話には“東西の間に鉄のカーテンが下りる”との表現があるのですが、これは1946年にイギリスのチャーチル首相が演説で冷戦時代のヨーロッパの東西陣営の緊張状態を表すために用いた表現と同じです。

ちなみに私は最初に読んだときはベルリンの壁のことかと思いましたし、そう考える方も多いようですが、「鉄のカーテン=ベルリンの壁」ではないようです。

ただ歴史的にはドイツは鉄のカーテンの影響を受けやすく、1961年にはベルリンの壁が建設されたという経緯がありました。

時代と地形を見るとウェスタリスとオスタニアが冷戦時代のドイツに酷似していることがわかりますね。

 

WISE(西)とSSS(東)は実在するドイツの組織に似ている

WISEは西のスパイであるロイド・フォージャーの所属する組織で、東西の平和のために東国に潜入して情報収集をしたりテロの未然防止をしますが、政治や経済の情報を収集し分析や評価を行うドイツの情報機関“連邦情報局”がモデルであると考えられています。

また、SSSはヨルの弟ユーリが所属する国家保安局という組織で、東国の治安維持のためにスパイを捕獲や市民の監視などを行いますが、モデルは東ドイツの秘密警察である国家保安省であると考えられていて、徹底的な監視や軍隊式の階級や制服が類似していると言われています。

他には、SSSがナチス政権下の親衛隊“SS”と略称がそっくりなことや、シンボルマークが似ていること等から親衛隊がモデルではないかともいわれているようです。

スパイファミリーに登場するWISEやSSS等の組織も東西に分かれていたドイツから影響を受けていると考えられますね。

 

スパイファミリーは冷戦時代のドイツがモデル?

それでは、スパイファミリーは冷戦時代のドイツがモデルなのかについてご紹介していきたいと思います。

気になる方はぜひ読み進めてみてください。

 

冷戦時代のドイツ要素

ドイツ

スパイファミリーの西と東の地形や組織から冷戦時代のドイツがモデルと考えられますが、他にもドイツがモデルとされたのではないかと考えられるものがいくつかあるんです。

そちらをご紹介していきたいと思います。

 

ニューストン城がノイシュバンシュタイン城に似てる

ノイシュヴァンシュタイン

2巻6話ではアーニャがイーデン校合格のお祝いに、アーニャの希望でお城で大規模なスパイごっこをすることになるのですが、その舞台となったニューストン城がドイツにあるノイシュバンシュタイン城に似ているんです。

ドイツ南部に位置していて観光地としても有名なのですが、お城のモデルとして用いられることが多いようです!

かなり豪華なお城で一度は行ってみたい場所でもありますが、ここでスパイごっことはアーニャはあ凄いですね笑

 

通貨や料理がドイツのものに似ている

スパーファミリーでは「ダルク」「ペント」という通貨単位ですが、これが旧ドイツの「マルク」「ペニヒ」に似ていて、ここから取ったのではないかと考えられています。

また、ヨルの手料理である南部シチューが南ドイツの料理ではないかと言われているんです。

ハンガリーの「グヤージュ」と言われるパプリカパウダーが効いた料理に、サワークリームと目玉焼きを乗せたものが南ドイツやオーストリアで食べられているそうで、ヨルが作った南部シチューにそっくりなんですね。

時代や地形だけではなく生活の面でもドイツの影響を受けていることがわかりますので、スパイファミリーの西と東は冷戦時代のドイツをモデルにしたと考えられますね。

 

イギリスの要素

イギリス

地形や組織、生活風習から冷戦時代のドイツがモデルとなっていることがわかりますが、実はイギリスの要素もけっこー盛り込まれているんです。

そちらをご紹介していきたいと思います。

 

ロイドの名前がイギリス由来

ロイド フォージャー

作者はロイドの名前を「イギリス人 人気 名前」で検索して探したそうです。

これは偽名のようなのですがイギリスの要素になりますね。

ちなみに名字のフォージャーには「まがい物」という意味があり、NATOのコードネーム“フォージャー”と呼ばれる戦闘機(Yak38)から取ったのではないかと思います。

 

WISEの本部がMI6本部ビルとそっくり

ロイドの所属組織WISEの建物がイギリスのスパイ映画「007」に登場する秘密情報部のMI6本部ビルとそっくりなんです。

 

イーデン校はイートン校がモデル

イートン校

アーニャが入学したイーデン校ですが、イギリスの男子全寮制「イートン校」にそっくりなんです。

建物や敷地等の外観だけではなく、制度なども似ているようです。

例えば、スパイファミリーでは特待生を「皇帝の学徒(インペリアル・スカラー)」と言いますが、イートン校では「王の学徒」と言ったり、特待生は黒いマントをまといますが、イートン校では黒い燕尾服を着用する等似ているんですね。

イートン校も特待生はすぐにわかるようになっているんですね、日本では見られない制度なので珍しい感じがしますね。

最近ではファンタスティックビーストのエディ・レッドメインさんもこの学校で学ばれていたと話題になり、名門校として有名ですね!

 

まとめ

まとめ

スパイファミリー西と東とはどこなのか、冷戦時代のドイツがモデルとなっているのかをご紹介してきましたがいかができたでしょうか?

スパイファミリーの西と東は、冷戦時代のドイツの地形にとても似ていていましたね!

また、ロイドの所属する組織のWISEは連邦情報局がモデルと考えられ、ユーリが所属するSSSは国家保安省と親衛隊がモデルと考えられていて、こちらも冷戦時代のドイツからの影響を受けているようでした!

また、ロイドの名前の由来、WISEの本部、イーデン校がイギリスからの影響を受けているようで、ドイツだけではなくイギリスの影響もあることをご紹介してきました。

スパイファミリーのモデルは冷戦時代のドイツとその周辺地域といったところでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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