メルズーガという名前の競馬馬をご存じでしょうか?
2月まで地方競馬で活躍し、引退後はテイクワンと呼ばれていたそうですが、そのテイクワンが亡くなり悲しみの声が多くあります。
テイクワンの死は骨折による安楽死のようですね。
ただこの安楽死のきっかけとなったテイクワンの骨折は、上げ馬神事によるものでSNSではかなりの批判の声があります。
テイクワンは上げ馬神事で骨折し安楽死に至ったのか、また上げ馬神事とは何かについてもお伝えしていきたいと思います。
テイクワン上げ馬神事で骨折?
今年のうちのお馬さん🐴
めちゃくちゃ可愛いですがやる気満々で最高の祭りになるかと思います🐴
皆さん怪我のないええ祭りにしましょ(๑•̀ㅂ•́)و✧#多度祭り #上馬神事 pic.twitter.com/c3SFzdbk1H— 車久米穀店🍚 (@kurumakyu) May 3, 2023
それでは、テイクワンが上げ馬神事で骨折したのかについてお伝えしたいと思います。
テイクワン上げ馬神事
#多度大社の上げ馬廃止を求めます
この行事を見に行く人は、どうか使われている馬達に気づいてほしい。
慮ってほしい。
怯えさせて、怪我させる、怪我したら馬はどうなるかご存知ですか?
馬と共に生きる大社なら、どうか馬達を大事にしてほしい
📷産経新聞 pic.twitter.com/WC9knsMwng— VoiceforAnimals_japan ™ 🐺 (@eugene_vegan) May 2, 2023
テイクワンは2023年5月4日に上げ馬神事に参加し骨折しています。
これは辛いですね…。
この上げ馬神事とはどのようなものなのかについてお伝えしたいと思います。
上げ馬神事
本日は6回の上げ馬が行われ、3回坂を上がることができました!!嬉し涙を流した方も悔し涙を流した方も、皆様、お疲れ様でした! pic.twitter.com/8CwcKF4Lyp
— 三重県桑名市 (@kuwana_city) May 5, 2023
上げ馬神事は三重県の多度大社(タドタイシャ)で行われ、700年ほどの歴史があると言われています。
2.5m程の急な坂(崖)を一気に走り登り、垂直な壁を乗り越え、登りきることができた馬の数や順番で、その年の豊作や凶作を占うそうですね。
ただこの坂というか崖が本当に急で、登った先の壁も本当に垂直で、転倒したり壁に激突してしまったりするようなのです。
テイクワンも登り切れずに骨折してしまったようなんですね。
テイクワン安楽死の原因を徹底調査!
テイクワンちゃん かわいい
最期のレースは2月の姫路競馬
悲し過ぎる運命馬名はメルズーガ
美しくカッコイイ栗毛の牡馬さん
おじいちゃんはフジキセキとラムタラステキなメルズーガくんを見てほしくて
安らかに 天国で走ってのんびりしてね pic.twitter.com/Tp0FRY4KSp
— ミーコ (@FEmQCxgUaujUl7U) May 9, 2023
それでは、テイクワンが安楽死に至った原因についてお伝えしたいと思います。
テイクワンの安楽死
#多度大社の上げ馬廃止を求めます
700年以上前からの伝統文化だと言われていますが時代は変わっているのです。動物虐待のない祭りに変わるべきです。もう、人間の娯楽に動物を利用するのはやめてください!#多度大社 #上げ馬神事 pic.twitter.com/2Vptfle8Uu— プロテクトあにまるtomo (@yukamama0603) May 2, 2023
テイクワンは骨折した後どうやら痙攣をおこしていたようです。
ケガがひどかったんだろうなということが想像できますね。
馬が骨折するとそれだけでなぜ安楽死させるのだろうという疑問もありますが、馬の骨折は人の骨折とは違い生死にかかわります。
1本骨折してしまえば残り3本脚で大きな体重を支えなければならなくなりますが、体重が500kg程あるのでどこかに支障が出てきてしまうんですね。
競馬馬の脚って細いですよね…馬は4本の脚でないと体重を支えられないんです。
軽症だったり治りやすい位置の骨折もありますが、粉砕骨折や皮膚を突き出た骨折は難しく、苦痛を与える治療の末に治る見込みが低い場合、安楽死となることがあります。
だからこそ、馬は骨折をしないことが本当に重要なんです。
それゆえ、骨折やけがをする可能性のある上げ馬神事に対する批判の声が現在多数あるようです。
まとめ
テイクワン上げ馬神事で骨折したのか、安楽死の原因をお伝えしてきました。
テイクワンという馬はメルズーガという競馬馬で2月まで地方競馬で活躍されていたそうです。
引退され、2023年5月4日に上げ馬神事に参加し、骨折して、安楽死に至ったようです。
テイクワンの最後を思うと、胸が苦しくなりますね。
どうか安らかにと願うばかりです。
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